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砂糖の害は人類を滅ぼす可能性があるところにまで及ぶ

麻薬よりも依存性が高いといわれる砂糖。

現代の様々な病気の根源であるといわれています。

A・プライス博士の「食生活と身体の退化」にも砂糖の害についての記載は度々出てきます。

ある孤立集団に砂糖が輸入されるようになって以来、その孤立集団の存続さえ危ぶまれるほどの影響力を及ぼします。

ウェストン・A・プライス博士の『食生活と身体の退化』

砂糖は人類にとって、全く不必要な調味料であるだけでなく、人類を滅ぼしかねない影響力さえもっているのです。

現在、世の中に出回っている砂糖にどのようなものが存在するのか、整理してみたいと思います。

砂糖の種類

砂糖には、それ以上加水分解されない単糖と呼ばれるものと、単糖が二つ脱水縮合し、グリコシド結合を形成して一分子となった二糖、さらに数個の単糖が結合した糖類は少糖類と呼ばれ、これは一般的にはオリゴ糖として知られています。

さらにそれ以上の単糖が結合した多糖類が存在します。

人が砂糖を摂取すると、消化酵素によって単糖にまで分解され、小腸から吸収されます。したがって、単糖を直接摂取すると、小腸での吸収も早くなり血糖値の上昇も早くなります

単糖

よく知られた単糖にはグルコース(ブドウ糖)フルクトース(果糖)があります。

グルコースはブドウ糖として知られており、動物や植物が活動するためのエネルギーとなる物質であり、人間の血液中のグルコースの濃度が血糖値を決定します。また人間には糖新生という機構が備わっており、肝臓でブドウ糖を作り出すことができます。

お米やパン、麺類など白い炭水化物は全てグルコースを含んでいます。また、バナナやりんご、ぶどうなどの果物や、サツマイモなどの根菜にも含まれています。

フルクトースは果糖と呼ばれることもあり、蜂蜜や果物、ベリー類、メロン、また一部の根菜類に含まれています。全ての糖類の中で最も水に溶けやすい糖です。

二糖

最も有名な二糖がスクロースです。ショ糖とも呼ばれます。

グルコースとフルクトースが結合した二糖であり、人が摂取するとこれらの二つに分解されて吸収されます。

いわゆる調味料としての砂糖(白砂糖やグラニュー糖)がスクロースです。サトウキビや甜菜糖もスクロースで構成されています。

食品としては、清涼飲料水やジャム、その他砂糖を含む全ての加工食品にスクロースが含まれていることになります。

また、スクロースの結晶を大きく成長させると氷砂糖になります。

なぜか、このスクロースだけが虫歯の原因とされることが多いのですが、スクロースに限らずグルコースもフルクトースも全ての糖類が虫歯の原因となり得ます。(お米を食べてるだけでも虫歯になりうるということです

少糖類

オリゴ糖として商品化されているものが多く、単糖が数個結合した糖類を指します。分子量としては300~3000程度の糖類を指しますが、二糖もオリゴ糖に含められることがあったり、定義は曖昧です。

実際、天然のオリゴ糖は、スクラロース(ショ糖)、ラクトース(牛乳や母乳に含まれる乳糖)、トレハロース(二つのグルコースが結合)、マルトース(麦芽糖)などの二糖であり、単糖が三つ以上結合した三糖類より多くの糖が結合しているものはあまりありません。

多糖類

グルコースが多数結合してできた糖類であり、動物の肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンや、植物中のデンプンがよく知られています。

どちらも生物の体内にグルコースを保存するときの形態であるといえます。

商品としての砂糖

黒砂糖にミネラルを期待してはいけない

普通スーパーで売られている砂糖は白砂糖と呼ばれ、ほとんどミネラルを含みません。

一方、それ以外の砂糖(たとえば、和三盆、黒砂糖、三温糖、てんさい糖など)では白砂糖よりミネラルを含み、それがゆえに白砂糖と差別化を図ろうとしているものが多くあります。

しかし、いずれにしてもそれらのミネラルはわずかであり、それを期待して積極的に摂取しても、結局砂糖の害の影響しかありません。

従って、砂糖に「良い砂糖」「ましな砂糖」なんてものはありません。

また天然のイメージがより強い蜂蜜は、グルコースとフルクトースで80%を占めており、ほぼ全てが単糖です。

つまり、少量の摂取でも血糖値を急激に上昇させる効果があり、決して身体に良いことはありません。

その他、ポリフェノールが含まれているといわれるメープルシロップもフルクトース(果糖)とスクロース(ショ糖)で構成されており、一時期話題になったアガベシロップも成分のほとんどが単糖のグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)で構成されています。

結局のところどれだけミネラル成分が入っていても砂糖は砂糖なのです。

人類を滅ぼしかねない異性化糖

人類を滅ぼしかねない異性化糖

最後に忘れてはいけないのが、異性化糖です。

これはジュースやソース、液体の調味料(醤油やみりん)などに含まれている、「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」と呼ばれるものです。

天然の甘味料と言われるため、どこか安心してしまいがちですが、これが人類を滅ぼしかねないほどとんでもない砂糖なのです。

日本人が作った異性化糖

異性化糖の歴史は1962年のキューバ危機に遡ります。

当時サトウキビの世界有数の生産国であったキューバはアメリカ軍によって外交を完全に封鎖されてしまいました。

それによって、サトウキビの価格が高騰し、砂糖に代わる甘味料の開発が世界各国で始まりました。

そして、1965年に日本で異性化糖が開発され、その技術がその後アメリカに渡り、デンプンから作られる甘味料が普及し始めました。

しかし、液体である異性化糖は保存方法などに課題があり、砂糖の代替品として定着することはありませんでした。

その後、1996年に、アメリカのモンサント社が遺伝子組み換え技術を用いてキングコーンと呼ばれるトウモロコシを開発しました。

このトウモロコシからは通常の5倍のデンプンが採取されるため、それを消費するために大量の異性化糖が生産されるようになりました。

そして、それが大量に日本に輸入されるようになり、結果的に日本で異性化糖が大量に氾濫することになったのです。

その結果何が起きたかというと、日本では生活習慣病が増え、うつ病が増え、癌で死ぬ人が増えました。

まさに異性化糖は人類を滅ぼすのです。

ちなみに、異性化糖の状態で輸入されると、それを使った商品には「遺伝子組み換え」という表示をしなくて良いという抜け道があります。

私達はアメリカのモンサント社が作った遺伝子組み換えの(ラウンドアップという強力な除草剤をたくさん吸収した)農作物を知らず知らずのうちに口にしているのです。

 

日本では異性化糖には果糖の濃度によって下記の4種類に分類されます。

ブドウ糖果糖液糖

果糖の割合が50%未満の異性化糖。

果糖ブドウ糖液糖

果糖の割合が50%以上90%未満の異性化糖。

高果糖液糖

果糖の割合が90%以上の異性化糖。

砂糖混合異性化液糖

上記3つの液糖に10%以上の砂糖を加えた異性化糖。

 

どれがましだとか言う話ではありません。

まとめ

砂糖にはどのような種類があって、どのように分類されるのかをまとめました。

まず知っておかなければならないことは、単糖は身体への吸収が早く最も血糖値を上げる糖類であること、そして、ミネラルという言葉に惑わされず、全ての砂糖が身体にとって害でしかないこと、です。

私達はどこかで白い砂糖は身体に悪いが、茶色い砂糖は身体に良いというイメージを植えつけられているようです。

決してそんなことはありません。

また、異性化糖は砂糖としての害でなく、遺伝子組み換えの害も含んでいます。

市販されている食品の成分表示をよく確認し、果糖ブドウ糖液糖という文字が見えたら買わないようにする癖をつけることが大切です。

日々の食生活から砂糖を遠ざけることが、様々な病気や疾患、アレルギー、また癌から遠ざかることになります。

そのことをしっかりと意識することが大切です。