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「うちの子はほんっとによく食べるのよね~。ずっと何かあげてないと泣きだすのよ」

「え~でもうちの子は全然食べてくれないから羨ましいよ」

「まあ、食べてくれるのは助かるんだけどね~」

などというママ友同士の会話があったかどうか分かりませんが、あなたのお子さんは常に食べ物を欲しがっていませんか?

飛行機やバスの中で常に何かを食べていないと愚図ったりしませんか?

このような子どもの多くは実は栄養失調に陥っています。大変危険な状態なのです。

現代の子どものほとんどは栄養失調

栄養失調という言葉を聞くとアフリカの子どもたちのことをイメージしてしまうかもしれません。

それだけに、まさか日本のこの飽食の時代に栄養失調なんてあり得ない!と思われるかもしれません。

しかし、現代の子どもたちの多くはアフリカの子どもたちと同じように栄養失調に陥っていると言われています。

その理由はあまりにも偏りすぎた食生活が原因です。

空腹感はどこからくるのか?

子どもに限らず大人でも、食後すぐにお腹が空いたといって何か食べ物を探しまわる人がいます。

さっきお昼ごはんを食べたばかりなのに、その一時間後にはお腹が空いたと言って家の中でうろうろする人です。

その人のお腹は本当に空っぽになってしまっているのでしょうか?

 

いいえ。そんなことはありません。

 

特にお米は私達が思っている以上に消化が悪く、6時間後の胃の中にも消化されずに存在していることが胃カメラで観察されています。つまりお米を食べている限り、6時間以上は胃の中は空っぽにはならないのです。

ではなぜ空腹感が生まれてくるのでしょうか?

実は脳が間違って指令を出しているのです。

血糖値に惑わされる脳

通常の場合、我々がお腹が空いたと感じるのは、血糖値が少し下がっているときです。

血糖値が通常100だとするとそれが90や85くらいになると、脳はエネルギーを欲しがって、「空腹感」を生み出します。

しかし、血糖値の低下によって生じた空腹感に対して、炭水化物や糖類をふんだんに摂取すると、その直後には血糖値は急上昇します。その後、インスリンの分泌によって急激のその血糖値は下げられます。

インスリンによって下げられた血糖値は、我々の普段の血糖値よりも低くなる場合が多く、このようにして低血糖状態に陥ります。

低血糖状態に陥ると、脳は再び「空腹感」の指令を出します。お腹の中に食べ物が残っていようが残っていなかろうが低血糖という状態だけで判断するのです。つまり脳はバカなのです。

これが、食べた直後にお腹が空いたと感じる理由なのです。

実際にお腹がすいているのではなく、低血糖状態に陥ってしまった身体を脳が間違って判断しているだけなのです

カロリー重視の食事が招く危険性

厚生省は炭水化物・脂肪・タンパク質をバランスよく摂取しましょうと言います。

特に炭水化物は全体の60%程度摂取しましょうと言っています。

これがそもそも栄養失調を招く大きな原因なのです。

 

炭水化物とは本来食物繊維糖類に分類されます。公式化すると 炭水化物=食物繊維+糖類 となります。

食物繊維は体は吸収できませんので、炭水化物が体に入ってくると身体は糖類と判断して消化を始めます。

砂糖が子供に与える6つの害

つまり、炭水化物中心の食事指導が、日本国民を慢性的な低血糖状態に陥れ、その結果すぐにお腹がすく人がたくさん出現しているのです。

炭水化物や糖類の摂取をやめれば、このような空腹感に襲われることはありません。

子どもが食べ物を欲しがり続ける理由

ここまで書けばもうお分かりだと思いますが、小さな子どもが食べても食べても食べ物を欲しがるのは、慢性的な低血糖状態に陥っているからに他なりません

実際にそのような子どもが手にしているのは、パンであったり、おにぎりであったり、バナナであったり、果物あったり、あるいはお菓子やジュースであったりするはずです。つまり、血糖値の乱降下を引き起こす炭水化物や糖類であるはずです。

決して、肉や魚を食べさせ続けている親はいないでしょう。(肉や魚を食べさせ続けている限り血糖値は変動しないので、必ず「満腹感」が生まれます)

常に炭水化物や果物などの糖類を与え続けているために、子どもの身体のなかでは低血糖状態と高血糖状態がまるでジェットコースターのように繰り返され、そのたびに、危険なホルモンであるアドレナリンも分泌され続けるのです。

血糖値上昇後に分泌される危険な4つのホルモン

低血糖状態とアドレナリンが同時に存在すれば、常にお腹がすいている状態攻撃的な状態(子どもの場合、泣き叫ぶ、暴れる等の行動)が両立します。

こうして、何かを食べさせ続けないと泣き叫ぶ子どもが誕生するのです。

決して、「たくさん食べてくれるのはありがたい」などと言っていてはいけません。

あなたの子どもは慢性的な低血糖状態であり、極度のタンパク質不足の栄養失調状態なのです。

本来食べなければならない食物

このような状態から抜け出すためには、まず炭水化物や糖類を一切止めなければなりません。

ジュースももちろん果物も一切摂ってはいけません。

これは麻薬中毒者がシャブ抜きをするのと同じです。なぜなら、炭水化物や糖類には麻薬以上の中毒性があり、一度口にしてしまうと止められなくなってしまうのです。

もしお腹を空かして泣く場合は、パンやおにぎりの代わりに、ナチュラルチーズ安全なソーセージなど手軽なタンパク質を与えます。

こうすることで、血糖値の急上昇急降下を抑制することができ、確実に満腹感を得ることができます。

気をつけなければならないのは、プロセスチーズやスーパーのソーセージなどは避けることです。

これらは添加物が多く、炭水化物や糖類と同様に子ども達が安心して食べられる食物ではありません。

おわりに

子どもが食べたがるからと言って、炭水化物や果物を与え続けていると、必ず慢性的な低血糖状態に陥ります。

この状態になると「イヤイヤ期」に突入したと判断してしまいがちですが、実際は大人(親)が作り上げた病気なのです。

子どもはきちんと栄養が満たされれば、イヤイヤ期など生じないことは先住民族が教えてくれています。

子どもの成長にイヤイヤ期は本当に必要?

人間が本来食べるべきものだけを与え、子どもが栄養失調に陥らないよう気をつけましょう。

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