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レプチンが効果的に放出される食べ物とは

ダイエット成功の鍵を握るといってもいいホルモン、レプチン。

痩せにくい人、ダイエットの停滞期が長い人、そういう人はレプチンが効率よく放出されていない可能性があります。

レプチンのメカニズムを理解して、効率よく放出させることが、肥満を遠ざけることにつながります。

レプチンとは?

レプチンは1994年に発見された、新しいホルモンです。ギリシャ語で「痩せる」を意味する「レプトス」が由来です。

インスリンのように、他のホルモンにも影響を与えるホルモンであり、食欲とエネルギー代謝の調節を行います。

どこで何をしているのか?

レプチンは脳の視床下部のあらゆる部分を制御する存在で、普段は脂肪細胞の中に潜んでいます。過剰に存在すると寿命に関連するとも言われる一方で、健全なレベルで保たれていると、老化に関する病気のほとんどを防いでくれて、逆に長寿を支えるようになります。

代謝に関するホルモンの管理は甲状腺が司っていると思われがちですが、この甲状腺を管理しているのが実はレプチンです。

つまり、私たちが空腹になるかどうか、脂肪をもっと増やすかどうか、あるいは燃焼させてエネルギーに替えるかどうか、の決定権を持っているのがレプチンなのです。

普段の食事の際は、満腹に近づいてくると、脂肪細胞がレプチンを放出して、脳にブレーキをかけます。

また、インスリンによって脂肪細胞に取り込まれた中性脂肪をエネルギー代謝に移すよう指示を出すのもレプチンです。

こうして、一回の食事だけでは、すべてのブドウ糖がインスリンによって脂肪細胞に変換されないような仕組みを持っているのです。

レプチンの濃度が低いとどうなるのか?

この機構から考えれば分かるとおり、脂肪細胞に取り込まれているレプチン濃度が低い人は過食しがちになります。

ある研究ではレプチンが20%低下した人では、空腹感と食欲が24%増加し、炭水化物などの糖質食品をほしがるようになったと言われます。

つまり、ダイエットを成功させるためには、レプチンが正常な濃度で正常に機能していなかればならないと言えます。
レプチン濃度の減少については、睡眠不足が大きく関わっていることがわかっています。

レプチンが正常に機能しないもう一つの要因

レプチンが正常に機能しない要因のもう一つの要因として、血管の糖化があります。

血管の糖化によって引き起こされた慢性的な炎症状態ではレプチンが正常に機能しないことがわかっています。

従って、血管の炎症を防ぐこと、すなわち糖質の摂取を控えることと、良質な睡眠を心がけることが、レプチンの正常な機能と適切な濃度を保ってくれることになります。

どんな食品が効果的なのか?

ちなみに、レプチンのバランスを保ってくれるようなサプリメントや食品は、残念ながら今のところ存在しません。

しかし、脂肪細胞からレプチンが放出される際の補酵素となるのが、亜鉛といわれています。

睡眠の質を上げつつ、亜鉛を多く含む食材やサプリメントを摂取すれば、レプチンの効果も最大限に引き上げることができると考えられます。

亜鉛は、牡蠣、豚レバー、牛肉、卵黄などの動物性タンパク質の食品に多く含まれます。

まとめ

ダイエット成功の鍵を握るといわれるレプチン。

このレプチンの濃度を高め、正常に機能させるには、

  1. レプチンの濃度を高めること
  2. 十分な睡眠
  3. 糖質の摂取を控えること
  4. 亜鉛を含む食べ物を多く摂取すること

が重要であるといえます。

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