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Pezibear / Pixabay

育児をしているとほぼ必ずといっていいほどぶち当たる「イヤイヤ期」(一次反抗期)

早ければ6ヶ月くらいから始まるといわれ、魔の2歳児と呼ばれる2歳くらいでピークを迎え、4歳くらいまで続くのが一般的なようです。

もう何を言っても「イヤ」、何をしても「イヤ」、しまいには床に転がり込んで泣き続ける子どももいます。

子どもが生まれるや否や、イヤイヤ期のことを心配して憂鬱になっているお母さんにもあったことがあります。

しかし、このイヤイヤ期は子どもの脳の発達に必要な過程であり、きちんと親が接していく必要があると専門家は言います。

 

でも本当でしょうか??

イヤイヤ期は本当に子どもの成長に必要なのか?

先住民族には存在しないイヤイヤ期

実は、少なからず「イヤイヤ期」が無かったという子どもが居るのも事実です。

そして、先住民族の子どもにも実はイヤイヤ期というものが存在しないようです。

このことは、先日紹介したプライス博士の「食生活と身体の退化」にも度々記述されています。

ウェストン・A・プライス博士の『食生活と身体の退化』

博士は世界中の先住民族を調査するために、世界中を旅しました。

そのときに出会った子ども達を見て驚いたのは、泣いている子ども達がどこにもいないことでした。

まれに、人見知りやお腹を空かして泣いている子どもはいたそうですが、それ以外で泣いている子どもを見たことがないのだそうです。

これは、子育てを経験したことのある親からするととても信じられない事実です。

子どもがある程度集まれば、その中には必ず一人や二人は泣いている子どもがいてもおかしくはありません。

しかも、博士が指しているのは0歳から4歳児くらいの、親に抱かれているような子どもです。

伝統的な食事を行う先住民族は、皆健康であり、性格も温厚であると博士は言っています。

一連の話から考察すると、親とその子どもの栄養状態がきちんと保たれていれば、子どもは「イヤイヤ期」というものを経験することなく過ごすことができることを示唆しています。

野生動物にも存在しないイヤイヤ期

イヤイヤ期が脳の発達に必要なのであれば、アフリカの野生動物にだってイヤイヤ期が存在してもいいことになります。

しかし、人間以外の動物にはイヤイヤ期は存在しません。

それよりむしろ、野生動物の子どもは親から片時も離れようとはしません。それもそのはず、野生動物の子どもは親がいなくなれば、自分の命が失われることを本能的に知っているのです。

シマウマの子どもが親に反抗して親のそばから離れることは、ほぼ死を意味します。

そんなことを選択するシマウマの子どもは居ません。

 

「人間の子どもが野生動物と異なるのは脳の大きさだ」という人が居ます。

確かに人間の脳は他の動物よりも大きいのかもしれません。体の大きさに対する比率は間違いなく大きいでしょう。

しかし、シマウマの子どももライオンの子どもも大きさはどうであれ、脳は大きくなるのです。

成長するのです。でもイヤイヤ期なんて無いんです。

 

こう考えると、全ての動物の中で人間の子どもだけに「イヤイヤ期」という「反抗期」が存在することが異常に見えてきませんか?

人間の子どもは命に対する本能を失ってしまったのでしょうか??

実はそうさせてしまっているのは親の方なのです。子どもにイヤイヤ期は必要ありません。

イヤイヤ期が現れる子どもは何かしらの栄養失調に陥っているのです。

そのことに親が気付いてやる必要があります。

本当は全ての子ども達は栄養失調

糖質が原因の「イヤイヤ期」

現代の子ども達の多くは、栄養失調です。

「え?まさか?」と思うかも知れませが、これは紛れも無い事実なのです。

現代の子ども達は砂糖や炭水化物など、カロリー重視の食生活を強いられており、極度の砂糖依存症になっています。

時々、常に何かを食べていないと泣き出す子どもがいます。

そのような子どもがまさに砂糖依存症であり、栄養失調であり、イヤイヤ期なのです。

砂糖依存症に陥っている子ども達は、常に低血糖であるため、脳は「空腹」と判断します。

その結果、子どもは次の砂糖や炭水化物を求めて泣き出すのです。

親は泣き続ける子どもを見て、お腹が空いているのだろうと判断し、パンやおにぎりを与えますが、結果的にこれらの炭水化物が再び低血糖状態を生み、すぐに次のパンやおにぎりをほしがるようになります。

そして、これが子どもがずっとわがままを言っているように見えてしまい、「これがイヤイヤ期か・・・。」となるのです。

MemoryCatcher / Pixabay

糖質依存の「イヤイヤ期」から脱するには

土日などを利用して一日中子どもの相手ができる日を選択します。

そしてその日は朝から、お菓子禁止、ご飯禁止(玄米を含む)、パン禁止(全粒粉、ふすまパンを含む)、パスタ禁止、全ての果物禁止、人口甘味料禁止、ジュース禁止(100%ジュースを含む)にします。

それ以外の食べ物、たとえば肉や魚や卵などの糖類を含まない食べ物はどれだけ食べても構いません。野菜は一部糖分の多いものが存在するので注意します(じゃがいもやサツマイモなど)。

これを一日中続けます。場合によっては二、三日続けます。

これは何をやっているのかというと、砂糖という麻薬中毒からの脱却を図るための措置です。

これにより、糖質依存の体質がなくなります。

糖質依存が無くなれば、低血糖状態でもなくなりますので、お腹がいっぱいなのにパンやおにぎりを求めてくることもなくなります。

すると、そのことでイヤイヤを言うことがなくなります。

これだけでも、かなり改善が期待できます。

もちろんこれ以降も、上記の食品を一切与えてはいけません。その日から食生活は変わります。

鉄不足による「イヤイヤ期」

プライス博士の調査によると、先住民族のある部族では、女性が妊娠する半年前から特別な食事を取ることを義務付けています。

それは、民族によって異なるものの、動物の内臓肉であったり、魚の目や内臓や卵であったりします。

そしてそれらの栄養素を調べると、たくさんのビタミンを含んでおり、とりわけ鉄分をたくさん含んでいることがわかりました。

鉄分は人間が非常に摂取しにくいミネラルの一つです。動物性食品に含まれる「ヘム鉄」でさえ吸収率は食べた量の20-30%程度であるといわれています。植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」になると10%以下であるといわれています。

生まれてくる子ども達は、お母さんの体から鉄分をもらって体外に出てきます。

そのため、お母さんが妊娠前に持っていた鉄分の量によって、生まれてくる子ども達の体に含まれる鉄分の量が決まってしまいます。

子どもは生まれてすぐには鉄分を吸収することができません。

鉄分が少ないまま生まれた子どもはどのようになるのでしょうか??

これは大人にも言えることなのですが、すぐにイライラします。

鉄分の少ない子どもは常にイライラするのです。

これが鉄不足に由来するイヤイヤ期です。

鉄分不足の「イヤイヤ期」から脱するには

恐らく現代のお母さんは妊娠する6ヶ月前から先住民が行っていたような特別な食事を取っていなかったはずですから、多くのお母さんは鉄不足のまま子どもを出産していると考えられます。

そしてそうして生まれた子どもたちもまた、鉄不足なのです。

鉄不足を補うには鉄をたくさん含んだ食品をたくさん食べることがまず重要です。

授乳中であればお母さんもたくさん食べるようにしましょう。

具体的には、豚レバー、鳥レバー、青海苔、卵などです。これらを毎日与えましょう。

そして、このとき非ヘム鉄ではなく、ヘム鉄を取るように意識しましょう

またこれだけは足りない場合はサプリメントを利用するのもよいでしょう。

子どもに飲ませても大丈夫なサプリメントもたくさんあるようです。

それらを定期的に飲ませて、鉄不足を解消しましょう。

まとめ

こどもの発育過程で「イヤイヤ期」「反抗期」という概念は全く必要ありません。

これらがなくても先住民族の子ども達は温厚で賢く育っているのです。

脳の発達になくてはならないものという常識を親が捨てる必要があるのです。

そして、「イヤイヤ期」が現れることがむしろ子どもからの「栄養失調のサイン」だと捕らえることが必要です。

それは糖質依存であったり、鉄分不足であったりするかもしれません。

またそれ以外の栄養が不足している可能性もあるかもしれません。

とにかく「イヤイヤ期が現れない育児」が先住民族の教えに従った最も正しい育児であることを認識する必要があります。