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砂糖が子供に与える6つの害について考えてみたいと思います。

子供は身体が小さく、与えた食事がすぐに体や性格に影響を及ぼします。

砂糖はなぜ体に悪いのか?

砂糖の害について

砂糖は子供に限らず人間の体に悪影響しか及ぼしません。砂糖や炭水化物を毎日摂取することは、日々エネルギーをとっているどころか、身体を蝕んでいるだけなのです

また、砂糖の恐ろしいところは、食べたからといってすぐに悪影響がでるわけではないことです

数年、いや数十年食べ続けても特に体に異変は感じられません。

しかし、あるとき急に体が疲れやすくなったり、免疫力が落ちたなと感じるようになったり、実際に糖尿病などの病気になったときに初めて砂糖の害が顔を現すのです。

じわりじわり人間の体を蝕んでいく恐ろしい食べ物なのです。

糖は脳への唯一のエネルギーではない

これまで、脳が必要とするエネルギーは糖(炭水化物を含む)からのみ得られるというのが定説でした。

脳がブドウ糖をエネルギー源とするのは確かに間違いではありません。しかし、それが「唯一」とするのは実は間違いだったのです。

実は人間は本来、脂肪から生成されるエネルギー源によって長い間生きてきました。

人間が穀物(炭水化物)を食べ始めたのは、700万年の人類の歴史でわずか1万年ほど。

日本人に至っては、弥生時代の2500年前からなのです。

人類の歴史ほとんどはブドウ糖なしで人間の脳はエネルギーを得てきたのです。

そしてこの人間に備わったシステムは今も何も変わっていません。

脂肪こそが人間本来のエネルギー源

人間には食物からエネルギーを生成する機構を二つ持っています。

一つはブドウ糖エンジン

もう一つはケトン体エンジンです。

ブドウ糖は糖質(砂糖や炭水化物など)を分解したときに生成します。

一方のケトン体とは、脂肪酸が分解されたときに肝臓で作られ血液中に吐き出されるもので、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸のことをまとめていいます。

体がケトン体エンジンで動いているとき、血液からは高濃度のケトン体が検出されます。

「ケトン体は人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」を著した宗田哲男氏は、著書の中で胎児や生まれたての赤ちゃんが全てこのケトン体エンジンで生きていることを明らかにしています。

赤ちゃんは人間本来の姿。

ならば、人間は本来ケトン体エンジンで生きることが、本来の姿ではないのか?というのが宗田哲男氏の主張です。

炭水化物もだめなのか?

炭水化物もだめなのか
wuzefe / Pixabay

炭水化物というと最近はすっかり悪者にされる傾向がありますね。

しかし、皆さんの胃袋をぎゅっと掴んで離さない、ラーメンやパスタ、白いご飯を食べたら駄目だと言われても、それを本当に実行に移すのは難しいかもしれません。

それもそのはず、実は砂糖や炭水化物には中毒性があるのです。

しかも、その中毒性は麻薬よりも強いと言われていて、一度依存症になってしまうとなかなか抜け出すことができません。それが炭水化物の最も恐ろしいところです。

先ほども少し言いましたが、人間は炭水化物を食べ初めてまだ1万年しかたっていません。しかも、日本人に至ってはたったの2500年。身体が処理できるように進化していません。

 

炭水化物は食べても甘いわけでもないので、砂糖とは違うのだろうと思いがちですが、胃袋の中に入ってしまえば、体は砂糖と全く同じものとして処理します。

下の画像を見てください。

これは普段私たちが口にする炭水化物を角砂糖の量に換算した写真です。

炭水化物の砂糖量換算

つまり身体にとっては完全に炭水化物=砂糖であり、これだけの砂糖を毎日摂取していることに等しいのです。

炭水化物と砂糖はちょっとの違いもないのです。

このことは必ず覚えておきましょう。

砂糖の子供への害

さて、以上が砂糖に関する一般的な害のお話でした。

ここからはこの砂糖が子供に及ぼす影響について述べてみます。

子供は身体が小さく、いかなる食物の影響が大きく現れます。したがって、大人ではなかなか影響がでないことも、子供ではすぐに影響が現れます。

特に砂糖についてはその傾向が強く、また、砂糖の味を覚え一旦依存症になってしまうと、なかなか抜け出すことができません。

1.おちつきがなくなる、凶暴になる

凶暴化する子供

砂糖(炭水化物やお菓子、果物など)を食べた後、子供の血液の中には高濃度のブドウ糖が生成し、高血糖状態となります。この状態を抑えるため分泌されるのがインスリンで、インスリンのおかげですばやく高血糖状態から脱します。

しかし、インスリンがよく効きすぎるため、今度は血糖値が下がりすぎてしまい低血糖状態となります。

すると様々なホルモンが分泌されはじめます。その中にはアドレナリンも含まれます。

アドレナリンは人間が本来危機的な状況に陥ったときにのみ分泌される興奮ホルモンであり、こんなに頻繁に分泌されるべきではありません。

それが小さな子供の体の中でおこるのです。

これは麻薬中毒者が、麻薬がきれて次の麻薬を欲しがるのと同じことです。

砂糖切れが起こると、子供は暴れ始めます。特に砂糖の強い依存症がある子は、スーパーでお菓子を買ってくれるまで泣き続けるかもしれません。また暴れなくても落ち着きがなくなります。言うことを聞かなくなります。自分の欲望のまま動き回り、親を疲弊させる原因になります。

2歳児から始まるといわれる「イヤイヤ」期はこうして生まれるのです。

砂糖・炭水化物さえ与えなければ、子供のイヤイヤは起こりません。子供は必ず落ち着きます。イヤイヤがなくても子供の脳は確実に育ちます。

これは糖質制限育児を行っている親がよく言っていることです。

2.体温が下がり、免疫力が下がる

前回の記事にも書きましたが、砂糖を摂取すると体温が下がります。

子供の免疫力を確実に高める方法

特に子供の場合は顕著に現れます。

これは実際に測定してみると分かるでしょう。

お菓子を食べる前後で子供の体温を実際に測定してみてください。

大体の場合、2分から3分程度体温が下がっていることが分かると思います。

体温が下がれば免疫力が下がります。

免疫力が下がると色んな病気にかかりやすくなります。

風邪、インフルエンザ、嘔吐下痢症、ノロウィルス、喘息、中耳炎、鼻炎。。。

子供は免疫力がそもそも弱いため、砂糖によってその免疫力をさらに弱くするとあっという間に病気にかかります。

最悪の場合は、小児癌といった恐ろしい病気にも繋がります。

これらは全て砂糖が原因なのです。砂糖さえ摂取しなければ、絶対になることもありません。

3.虫歯になる

先住民族には虫歯はありません。しかし、先住民族が白人の食事(精白された小麦粉や砂糖など)の摂取を始めるとあっという間に虫歯が発生します。

虫歯は歯磨きによって予防するものではなく、食生活によって予防するものなのです。(歯科医師の長尾周格先生は歯磨きは虫歯予防にならないとはっきり言っています)

そして、その食生活の中で最も虫歯の原因になるのが、砂糖であり炭水化物なのです。これらは唾液の酸性化をもたらし、常に口の中を虫歯状態にしてしまいます。

逆に言えば、これらを摂取せずにきちんと栄養状態を管理しておけば、子供が虫歯になることはありません。

菌が移るなどと言ってキスをしない親子がいますが、キスで虫歯が移ることはありません。

全く誤った情報です。

栄養状態に問題がなければ、どんどんキスをしてあげてください。

4. 肥満になる

吸収された糖は身体の中ですべてエネルギーに変換されるわけではありません。

一部は脂肪に変換されて体内に残ります。

実はこれが肥満の原因です。

高カロリーな食べ物や動物脂肪を食べたからといって肥満になるわけではありません。

砂糖を食べるから肥満になるのです(これは大人でもそうなのです)。

5. アレルギーやアトピーになる

砂糖を摂取し続けると、アレルギーやアトピーにかかりやすくなることが分かっています。

アレルギーやアトピーは決して遺伝によって起こるものではありません。

親と同じ食事を取ることによって、その食生活から発生するので、遺伝のように見えるのです。

もともと、アレルギーというのは獲得免疫が強く出すぎる場合に起こります。

つまり本来、免疫機構というのは、自然免疫→獲得免疫の順で出動しないといけないのに、自然免疫の力が弱まるために獲得免疫が先に出てしまうのです。その結果、獲得免疫が異物ではないのに勝手に異物だと判断して、涙を出させたり、鼻水を出させたりするように指示し、いわゆるアレルギー反応が起こさせるのです。

獲得免疫が先に出てくるのは、自然免疫がの働きが弱まっているからです。自然免疫の働きを強くすることでこの機構は回復します。

全ては砂糖から連鎖して起こっていることなのです。

またこのことを理解せずにステロイドを処方する医者には行ってはいけません。

6. 口呼吸になる

砂糖を摂取すると、エネルギーが得られるので子供の脳は満たされます。

その満たされた気持ちは他の何物にも比べようのないほどの心地よさを与えます。

なぜなら麻薬だからです。

すると、もちろんお母さんがつくった料理なんて食べるわけがありません。それでは脳が満たされないことをすでに知っているのです。野菜なんて絶対に嫌。せっかく作った料理を子供はまったく食べてくれなくなるのです。

でもお母さんはカロリーが摂れてない事を心配して、せめて主食のご飯だけでもと思い、ご飯を与え続けたりしてしまうのです。これでは確実に栄養不足に陥ります。

 

栄養が足りないとどういうことが起こるか?

 

これが口呼吸に繋がります。口呼吸が起こるのは、子供の鼻腔が成長する段階で栄養不足が起こった場合に生じます。(日本人の子供に口呼吸が多いのはこの鼻腔の発達が弱まっているからだといわれています)

適切なタイミングで適切な栄養を子供の体に送り込むことが、結果的に適切な鼻呼吸を生むのです。

砂糖は子供から人間本来の呼吸方式さえも奪ってしまうのです。

最後に

砂糖は子供にとって害でしかありません。

たまになら摂取していいものでもありません。

一切、摂る必要のない調味料なのです。

これは、白砂糖に限らず、黒砂糖、はちみつ、てんさい糖、メープルシロップ、天然物・人工物に依らず全て同じです。全ての糖は小さな子供の身体の中で血糖値を急上昇させ、急降下させるのです。この血糖値ジェットコースターが落ち着きのない子供を生みます。

あなたの子供がもし、イヤイヤが酷い、アレルギーが酷い、すぐ風邪をひく、口呼吸だ、などいずれかに当てはまるのなら、もう一度食生活を見直してみましょう。

そしてできることなら白米はすぐにでも止めて玄米にするなどの対応が必要です。

子供の体は確実に蝕まれています。

そして、砂糖さえ止めれば子供の身体が劇的に改善することを実感するでしょう。

糖質制限育児をお勧めします。

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